赤ちゃんが生まれ、少し落ち着くと「バウンサー」の購入を考えているママもいるのではないでしょうか?
「バウンサー」とは赤ちゃんの動きにあわせてゆらゆら揺れるベビーチェアです。家事やお風呂など、少しの間赤ちゃんを待機させておく場所として、「バウンサー」はとっても便利です。
「でも短い間しか使わないし、必需品じゃないから」
と、購入を迷っているママも多いのではないかと思います。
もしくは「揺さぶられ症候群」を心配しているママもいるかもしれません。
- バウンサーは買ったほうがいいの?
- バウンサーっていつから使えるの?
- 揺さぶられ症候群にはならないの?
- バウンサーを選ぶ注意点は?
そんなバウンサーに関する疑問を持つママのための記事です!
バウンサーは買うべき?バウンサーを使うメリットとは?
赤ちゃんが生まれて、「バウンサーを買うべきか?」と悩んでいるママも多いでしょう。
バウンサーを利用すると何が便利なのかについて紹介していきましょう。
バウンサーの特徴
「可能なら、いつだってママの腕で抱っこしてあげたい!」
でも、ずっと抱っこしていればママも疲れてしましますよね?
家事だってできなくなってしまいます。しかし、抱っこしてないと泣いちゃう赤ちゃんもいますよね。
バウンサーは赤ちゃんが動いたり、ママが動かすことで、適度に揺れる椅子です。中には、電動バウンサーなどもあり、赤ちゃんに心地よい揺れを与えます。
バウンサーの揺れは、ママの抱っこやお腹に居たときの感覚に近く、適度に揺れるバウンサーは赤ちゃんを安心させてくれます。抱っこしないと泣いたり、寝てくれない赤ちゃんもバウンサーだと泣き止んだり、すんなりと寝てくれることもありますよ!
さらに、おもちゃを取り付けられるバウンサーもあるため、ママが家事をしている間、赤ちゃんがバウンサーで大人しく遊んでいてくれます。バウンサーはママのお助け役として、とても活躍してくれます。
持ち運びが簡単
バウンサーはベビーベッドと違って、軽くて簡単に持ち運ぶことができます。キャスターがついているバウンサーまであります。
簡単にママのそばに移動させることができるので、家事をしながら、赤ちゃんの様子を見ることができます。
赤ちゃんが生まれて落ち着いてくると、一日の大半が赤ちゃんと二人きりというママも多いのではないでしょうか?
ちょっとママが離れると泣く赤ちゃんや、動き回るので目が離せないという場合に便利ですよ!
授乳後の吐き戻しを軽減する
赤ちゃんはミルクや母乳を飲んだ後で吐き戻してしまうことがあります。これは赤ちゃんの胃の入り口がゆるく、こぼれやすいためです。そのため、赤ちゃんの授乳後はしばらく縦抱きしてあげる必要があります。
しかし、「縦抱きをやめるタイミングが良くわからない」というママは多いのではないでしょうか?
「しばらく縦抱きしたけど、ベッドに寝かせるのは心配、、、」というママはバウンサーを活用しましょう。バウンサーは角度がついているので、ミルクの吐き戻しを少なくしてくれますよ!
バウンサーはいつ頃から使える?いつまで?
いつから使えるの?
バウンサーを使い始める時期ですが、一般的に赤ちゃんが生後1~2ヶ月ぐらいの時に購入するママが多いようです。メーカーにもよりますが、生後3週間から使えるものがほとんどです。
いつまで使えるの?
バウンサーは一般的に2歳前後まで使えるものが多いです。こちらもメーカーや商品によって様々で、月齢や年齢ではなく、「〇〇kgまで使用可能」など体重で使用期間が決まっているバウンサーが多いです。
寝がえりやハイハイなど自由に動き回るようにとバウンサーが窮屈で、じっと座らせるのが難しく、1歳ぐらいで使用できなくなったというママが多いようです。
また、つかまり立ちを始め、バウンサーにつかまると危ないので、そのタイミングで使用をやめるケースも多いです。
1年未満しか使わないのはもったいないと思うママもいると思います。
しかし、ママがお風呂でちょっとだけ目を離すときに一時的に寝かせたり、食事の椅子として使用することで、長く活用することもできますよ!
バウンサーを使う注意点は?
ママのお助けアイテム「バウンサー」はとっても便利ですが、注意点やデメリットも存在します。しっかり確認したうえで、育児に活用していきましょう!
ベルトは絶対しよう。そして常に目の届く範囲に置く
バウンサーにはベルトがついています。必ず着用するようにしましょう。
角度がついているので、気づけばずり落ちていることが多いです。バウンサーは座面が低いものも多いですが、誤って頭から落ちてしまうと非常に危険です。
またベルトをしているからと安心せず、ママの目の届く範囲に設置して使用しましょう!
バウンサーの長時間利用は厳禁
バウンサーの説明書にも「長時間利用禁止」と記載がある場合が多いです。
バウンサーはあくまでベッドではなく、チェアです。
角度があり、体の向きが変えられないため、体の同じ部分に負担がかかってしまいます。赤ちゃんが疲れるだけでなく、赤ちゃんの体の成長にとってもよくありません。
また寝かしつけや泣き止ませる時に、バウンサーばかりを使っているという場合も要注意です。常にバウンサーが必要になり、ベッドで寝なくなったり、泣き止まなくなってしまうこともあります。バウンサーはとっても便利ですが、頼りすぎず、適度に活用するようにしましょう!
嫌がる時は無理に座らせない、寝かせない
赤ちゃんが嫌がる場合はバウンサーの利用を避けましょう。
赤ちゃんが触れる部分の材質や揺れ具合、角度などが気に入らないのかもしれません。また、バウンサーに慣れない赤ちゃんや、疲れてしまう赤ちゃんもいます。バウンサーはベルトがあり、窮屈に感じてしまうこともあります。
赤ちゃんの様子を見ながら、利用してください。
清潔に保つ
バウンサーを清潔に保つようにしましょう。
バウンサーのほとんどは、背中の部分を取り外し、洗濯することが可能です。とくに夏場はよく汗をかくので、頻繁に洗ってあげましょう!
バウンサーでゆさぶられ症候群になる?
バウンサーを使う時によく心配されるのが「揺さぶられ症候群」です。
揺さぶられ症候群とは、赤ちゃんの体に強い振動や長時間の振動を与えることで、脳内で血管が切れ出血が起こることです。まだ頭が重く首の筋肉が弱い、生後半年ぐらいまでの赤ちゃんに起こることがあります。
しかし、基本的にバウンサーで少し強めに揺れたとしても、揺さぶられ症候群になることはありません。
揺さぶられ症候群になるリスクがあるのは、赤ちゃんの頭が前と後ろにガクンガクンと激しく揺れてしまった場合です。バウンサーの場合、身体全体が支えられた状態でゆるやかに揺れるので、常識の範囲で使用していれば心配ありませんよ!
選ぶときのポイント
いざ、バウンサーを購入するとき、「どれがいいの?」と迷ってしまいますよね。
5つのポイントを紹介しています。ぜひ購入の際、参考にしてみてください。
何kgまで使用可能?
「いつから使えるのか?」だけではなく、「いつまで使いたいのか?」のも重要です。
バウンサーは便利ですが、長期間活用できていないママも多いです。せっかく購入するのであれば、食事椅子などとして、今後も活用したいというママも多いと思います。
「どのように利用していくのか?」を考え、その時の赤ちゃんの体重を考えて、購入することをおすすめします。
揺れ方は?
バウンサーは「縦揺れ」や「横揺れ」、そして「縦揺れ&横揺れ」のものがあります。
また、ママが揺らしてあげたり、赤ちゃんに動きにあわせて「自然に揺れるもの」と「電動で揺れるもの」があります。
赤ちゃんが好きな揺れはそれぞれ違うので、お店などで一度寝かせてみて、赤ちゃんの反応を見てから購入するのがおすすめです。
取り外して、洗濯はできる?
バウンサーは赤ちゃんを寝かせる部分が取り外せるものと取り外せないものがあります。定期的に取り外して、洗濯できるものが衛生上おすすめですよ。
持ち運びは可能か
バウンサーは軽量化されているものが多く、中にはキャスターがついているもあります。いつでもママの目の届く範囲に移動させることができるように作られています。
しかし、バウンサーによっては重いものもあるので、実際に持ち上げて、重さをチェックしておくと良いです。
またコンパクトに折りたためるものもあり、場所をとらずに収納できます。また、バウンサーを折りたたみ、車に乗せられるか確認しておくと、家族旅行などで非常に便利ですよ!
ゆれる以外の機能は?
バウンサーにはゆれる以外にも、様々な便利な機能がついたものが多いです。
- 折りたたみ式
- リクライニング付き
- 座面の高さ変更
- テーブルを取り付けられる
- おもちゃがついているorとりつけられる
リクライニング付きやテーブルが取り付けられるバウンサーは、食事テーブルとして長期間活躍してくれるでしょう。また座面の高さを変更できると、ママが負担にならない高さで、おむつを替えることができるので便利です。
ペットがいる家族にとっても、バウンサーの座面を高くできるので、特におすすめです。
レンタルバウンサーを選ぶのもあり!
「短期間しか使わないのに、バウンサーを買うのはちょっと、、、」
「もっと慎重に選んでから、購入したいんだけど、、」
そんなママにはバウンサーのレンタルもおすすめです!
バウンサーをレンタルできる会社は結構あります。
- ベビーファン
- ベビレンタ
- ダスキンレントオール貸してネット
- ナイスベビー
取り扱いのあるバウンサーもそれぞれ異なるので、購入するバウンサーを決めて、値段比較するのがおすすめですよ!送料やレンタル期間もレンタル会社によります。
状況に合わせてうまく活用しましょう!
まとめ
バウンサーの種類はものすごく豊富です。
ママが疲れているときや、家事をしている時にバウンサーはものすごく活躍してくれますよ!目的に合わせてバウンサーを選ぶことで、もっと赤ちゃんとママを助けてくれるでしょう!
赤ちゃんにとって使い心地がよく、ママにとっては使いやすいそんなバウンサーを選びましょう。長時間のバウンサー使用はよくありませんが、うまくバウンサーを活用し
ママも余裕をもった育児を目指したいですね!