赤ちゃんゲップが出ない(T△T)苦しそうな新生児げっぷ出し方のコツ!

新生児
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生まれたばかりの赤ちゃんを持つお母さんにとって心配事や不安は山ほどありますよね。

例えば母乳やミルクを飲んだ後に赤ちゃんがうまくゲップをしてくれないととても心配になり ませんか?

  • 赤ちゃんにげっぷをさせる必要性って?
  • 赤ちゃんのげっぷはいつまで?
  • うまくげっぷをさせるコツって?
  • げっぷをしてくれない…これって大丈夫なの!?
  • げっぷをしないときの対処法は?

このような赤ちゃんのげっぷにまつわる不安をお持ちのお母さん向けの記事です。

なんでげっぷをさせないといけないの?

赤ちゃんにげっぷをさせる一番の理由は、胃にたまった余計な空気を出してあげるためです。

 

実は赤ちゃんはミルクを飲むときに、同時に呼吸をすることができます。

その一方でミルクや母乳と一緒に空気を飲み込んでしまうのです。

そして、その後げっぷをしないでいると胃にたまった空気と一緒に飲んだミルクが逆流し、 口の方へと出てきてしまいます。

これが続くと赤ちゃんは栄養をしっかり吸収できず、栄養 不足になってしまいます。

「胃にたまった空気だけを出す」

というこの生理現象がげっぷで、私たち大人は無意識にできてしまいます。

しかし、新生児の赤ちゃんは苦しくても、まだ自分で胃にたまった空気を出す=げっぷをする ことができません。

だからこそ、赤ちゃんにはげっぷをさせる手助けが必要となります。

げっぷをさせるのはいつまで?

赤ちゃんにげっぷをさせるのは、平均的に生後5〜7ヶ月頃まで

出生後3〜4ヶ月頃まで、赤ちゃんはミルクを飲みながら同時に呼吸をすることができます。

しかし3〜4ヶ月頃を過ぎて、首が据わり始めると、徐々に同時呼吸がしにくくなりま す。

またミルクを飲むときに一緒に飲み込む空気を調節できるようになっていきます。

さらに生後5〜7ヶ月頃には、寝返りやおすわりがだんだん上手になり、身体が自由に動か せるようになると、げっぷも自分で自然にできるようになっていきます。

重要なのは赤ちゃんの様子から判断すること

赤ちゃんにげっぷが必要なのは、平均的には5〜7ヶ月頃と言われていますが、赤ちゃんにもやはり個人差があります。

一番大事なことはミルクを飲んだ後、

  • 「苦しそうにしてないかな?」
  • 「げっぷができずミルクを吐き出していないかな?」

このように、赤ちゃんの様子をしっかり見てあげることです。

 

げっぷが出なくても苦しそうな様子がなく、ミルクの吐き出しもなければ、赤ちゃんのげっぷ手助け期間は終了です。

3〜4ヶ月で必要がなくなる赤ちゃんもいれば、8ヶ月過ぎてもげっぷが必要な赤ちゃんもいます。

生後◯ヶ月といった目安だけではなく、それぞれの赤ちゃんのタイミングに寄り添いましょう!

うまくげっぷをさせる代表的な方法

赤ちゃんにうまくげっぷをさせるためには、胃から口までをまっすぐにして、空気の通りを確保をしてあげることが重要です。

抱っこを工夫して、赤ちゃんがげっぷをしやすい体勢を 作りましょう!

代表的な抱っこの仕方を以下に紹介していますので、参考にしてみましょう。

げっぷをさせる時ミルクを一緒に吐き出してしまう赤ちゃんもいるので、ガーゼやタオ ルなどを用意しておくと良いです。

縦向きに抱いて背中をトントン

  1. 赤ちゃんのあごを肩にかけるようにし、赤ちゃんを縦抱きにします。(首が据わった赤 ちゃんはあごが胸の位置に来るように縦抱き)
  2. 空気を下から押し上げるイメージで赤ちゃんの背中を優しくトントンして、げっぷを促し てあげます。

赤ちゃんが丸くなるよう抱っこにして、背中を下から上へさする

  1. お母さんは椅子などに座り、膝の上に横向きに座らせます。片腕を赤ちゃんの脇の下に通 して上半身を支えます。
  2. 背中が丸くなるように、赤ちゃんが腕にもたれ掛けるような体勢で、背中を下から上へと さすってあげましょう。

<注意点>

げっぷが出ないからと赤ちゃんの背中を強く叩くと赤ちゃんが緊張して、余計にげっぷが出 にくくなる場合があります。優しくトントンしてあげましょう!

げっぷが出ないときの対処法

げっぷしなくても、病気にならない?

このように抱っこを工夫しても、赤ちゃんかげっぷをする様子がない時もあります。そんな時はしばらく様子見しましょう。

げっぷをしなくても寝かせてあげても問題ありませんが、タオルなどで支えつつ、右を下に して寝かせてあげるようにしましょう。

赤ちゃんの胃の消化がしやすくなり、もしミルクを吐き出すことがあっても気管に詰まることを防ぐことができます。仰向けに寝かせることは厳禁です。

げっぷを確認できない時は、 そばにいて赤ちゃんの身体の向きに注意しましょう。

また原則として、げっぷをしないからと病気になることはありません!

うまくミルクを飲んで、空気をそれほど飲み込んでいない場合や、オナラで空気を排出した場合は、げっぷが出ないこともあります

赤ちゃんが苦しそうな素振りを見せなければ、それほど心配する必要 はありません。

げっぷができずに吐いてしまうときはどうすれば?

なかには抱っこを色々と工夫しても、げっぷが下手で、ミルクを吐き出してしまう赤ちゃんもいます。

口から垂れるようにミルクを吐き出す場合は、赤ちゃんは胃の入り口が緩いため、 少し体勢を変えたり、ミルクを飲みすぎたことが原因であることが多くほぼ心配いりません。

しかし勢いよくミルクを吐き出すことが多く、顔色が悪さや、体重があまり増えないと思った時は一度病院を受診しましょう。

まとめ

赤ちゃんがうまくげっぷをしてくれないと、不安になったり、イライラする事もあります。

しかし大人の様々な生理現象だって個人差があったり、一定ではありませんよね?だ から赤ちゃんだって、個人差や不安定なことがあるのはごく自然な事です。

赤ちゃんは、お母さんの気持ちを敏感に感じています。ストレスやイライラ、不安な気持ち が赤ちゃんに伝わってしまわないように、げっぷが出るまで赤ちゃんに気長に付き合ってあ げましょう!

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