離乳食のエリンギはいつから?茹で時間と下処理のやり方も紹介!エリンギを生で冷凍するメリットとは?後期の人気レシピも公開中

離乳食

エリンギは離乳食後期(9~11ヶ月)から与えることができます。

きのこは基本的に大人でも生食できないため、しっかり火を通し、細かくみじん切りにしてから与えましょう。

歯応えや繊維が強く、弾力もあるため、すりつぶしてペースト状にするのも大変です。赤ちゃんがもぐもぐと自分で噛めるようになってから試してください。

エリンギに関しては、エリンギで作っただし汁であれば、初期(5~6ヶ月)から与えても大丈夫です。

エリンギの下処理のやり方や、エリンギを使った離乳食後期・完了期のレシピを紹介します。

離乳食のエリンギはいつから?下処理のやり方も紹介!

エリンギは、火を通しても柔らかくなりづらいため、赤ちゃんがちゃんと噛めるようになる、離乳食後期(9~11ヶ月)から与えましょう。

離乳食のエリンギの下処理のやり方

【材料】
エリンギ(かさの部分)

【作り方】
①:湿らせたキッチンペーパーなどで拭いて、汚れを取ったエリンギのかさを、小鍋で水から茹でる
②:火が通り柔らかくなった①を、細かくみじん切りにする

初めての食材は、アレルギーがでることがあるため、小さじ1杯から与えましょう。

エリンギは稀にですが、口の中が痒くなったり痛くなったりする、口腔アレルギー症候群を起こすことがあります。
発症した際、すぐに病院にかかれるよう、平日の午前中に試してください。

きのこ類は洗うと風味と味が落ち、傷みやすくなりますが、離乳食に使うものは汚れが気になりますよね。
その場合は、湿らせたキッチンペーパーや固く絞った布巾で拭いたり、流水でさっと洗い流してあげても大丈夫です。

煮込んでも柔らかくなりづらいエリンギは、赤ちゃんがきちんと噛みきれずに飲み込むことが多いため、なるべく細かく刻んであげてください。
味にクセがないため、他の食材と混ぜて与えると良いでしょう。

離乳食のエリンギの茹で時間は?電子レンジでもできる?

エリンギは、沸騰後3分ほどで火が通ります。
離乳食で使うなら、その後柔らかくなるまで弱火でじっくり、10分ほど追加で茹でても良いでしょう。

エリンギは電子レンジでも加熱できます。
火が通る加熱時間の目安は、軽くラップをして、500Wで1分半ほどです。

離乳食のエリンギは冷凍できる?生で冷凍するメリットを紹介!

離乳食の加熱済みのエリンギはもちろん、生のままでも冷凍できます。
きのこ類は生で冷凍すると、うまみと栄養価がアップします。
冷凍されたものを下処理して、離乳食にするのも良いですね。

下処理済みのものは、製氷トレーに小分けにして冷凍すると使いやすくて便利です。
冷凍保存したものは、1週間以内に使い切ってください。

下処理の時にエリンギを茹でた汁も、美味しいだし汁になっているので、離乳食のエリンギと混ぜて冷凍保存しても良いでしょう。

【9〜11ヶ月頃】離乳食後期のレシピ!にんじんとエリンギの混ぜごはん

【材料】
・エリンギ(かさの部分)適量
・にんじんペースト適量
・だし汁小さじ2
・醤油1〜2滴
・5倍がゆ大さじ3

【作り方】
①:エリンギを下処理し、耐熱容器に入れ、にんじんペースト・だし汁・醤油を加えて、電子レンジで加熱する
②:①に5倍がゆを加えて混ぜる
エリンギとにんじんペーストは、月齢に合わせて適量を用意してください。
エリンギは噛み切りづらく、消化不良を起こしやすいので、少なめでも良いでしょう。
エリンギから出るうまみと、にんじんの甘みで、赤ちゃんにも食べやすいレシピです。

【12〜18ヶ月頃】離乳食完了期のレシピ!エリンギとお野菜の手づかみハンバーグ

【材料】
・合挽き肉(赤身の多いもの)400g
・にんじん5cm
・エリンギ(かさの部分)3個
・ほうれん草少々

【作り方】
①:にんじん・エリンギ・ほうれん草を中火で茹で、柔らかくなったら小さく切る
②:ボウルに①と合挽き肉を入れ、こねて混ぜる
③:一口大に成形した②を、フライパンに並べ、中火で焼く

【ポイント】
エリンギは他の野菜より細かめに切りましょう。
たくさん出来るので、余ったものはひとつづつラップに包んで、冷凍保存すると良いでしょう。
冷凍保存期間は1週間以内で、解凍する際は電子レンジで600W1分ほど再加熱しましょう。
肉も野菜も取れて、手づかみ食べの赤ちゃんにピッタリのレシピです。

離乳食のエリンギのよくある質問と回答

Q1:エリンギは離乳食初期には与えられないのですか?

A1:エリンギは噛み切りづらく、消化不良を起こしやすいため、離乳食初期には与えられません。赤ちゃんがもぐもぐと自分で噛めるようになってから、離乳食後期から試してください。

Q2:エリンギはどのように保存すれば良いですか?

A2:エリンギは生で冷凍すると、うまみと栄養価がアップします。下処理済みのものは、製氷トレーに小分けにして冷凍すると使いやすくて便利です。冷凍保存したものは、1週間以内に使い切ってください。

Q3:エリンギはどんな料理に合いますか?

A3:エリンギは味にクセがなく、他の食材と混ぜて与えると良いでしょう。離乳食後期では、にんじんと混ぜごはんや、だし汁で煮たものなどがおすすめです。離乳食完了期では、お野菜の手づかみハンバーグや、カレーなどに入れても美味しく食べられます。

まとめ:離乳食のエリンギはいつから?後期(9~11ヶ月)からです

エリンギは噛み切りづらく消化不良を起こしやすいため、離乳食後期から試すようにしましょう。

柔らかくしづらいため、離乳食には取り入れにくい食材ですが、味にクセがなく、うまみも栄養もあるため、赤ちゃんに与えてあげたいですよね。
エリンギを買う時は、軸が太くて固く、弾力があるしっかりしたものを選びましょう。
また、育ちすぎていてかさが開いてしまっているものは避けましょう。

トレーの内側に水分がついているものも、鮮度が落ちている可能性があるので避けましょう。
エリンギは、一年中買うことができ、安価に手に入るので、思い立った時にチャレンジしやすいですね。

エリンギには、カリウムや食物繊維、ビタミン・βグルカンなどの栄養素が含まれています。
食物繊維は水に溶けづらい不溶性の食物繊維なので、腸まで届き、便秘に効きます。
βグルカンは、免疫を強化し、ガンの予防改善効果もあり、腸内環境を整えます。

赤ちゃんがもぐもぐできるようになったら、是非エリンギを試してみてくださいね。

タイトルとURLをコピーしました