母乳が出てるか分からない?新米ママの不安を解消します!!

新生児

母乳が出ているか分からないと、「母乳は足りているのかな?」と不安になってしまいますよね。また体重が思うように増えず、「完全母乳を諦めて、ミルク育児に切り替えるべきかな?」と悩んでいるママもいるのではないでしょうか?

 

  • 母乳不足はどうやって判断するの?
  • 赤ちゃんの体重が増えなくて悩んでいる、、、
  • 赤ちゃんが飲んでいる母乳量を把握したい!
  • 母乳量を増やす方法は?
  • 母乳不足なら、すぐミルク育児に切り替える方がいいの?

そんな「母乳が出ているか分からない」という不安をもつママにおすすめの記事です。

母乳が不足しているサインとは?

母乳が出ているか分からないと、赤ちゃんが必要な量の母乳を飲めているのか不安になってしまうと思います。「母乳が不足しているかも?」と感じたら、以下の項目をチェックしてみましょう!

おしっこの回数が少ない

一日のおしっこの回数が5回以下の場合は、母乳不足を心配した方が良いでしょう。

一般的に、赤ちゃんは、一日6~8回程度おしっこをします。多い場合はともかく、極端に少ない場合は注意が必要です。

 

さらに、おしっこの色が濃い黄色である場合は、「濃縮尿」と呼ばれ、母乳不足によって水分が不足しているサインです。また、便秘気味の場合も、母乳不足である可能性が高いと考えられます。

 

体重が増えない

体重が増えない場合も、母乳が不足している可能性が高いです。

新生児の体重は1日で30g、1か月で約1キロほど増えるのが一般的と指導される場合が多いです。

しかし、母乳育児の場合は1日15~20g程度と体重の増加量はミルク育児の場合よりも緩やかです。

一方で、ママの母乳量が多くても、赤ちゃんが母乳を上手く飲めていないことが理由で体重が増えないこともあります。

その他の母乳不足のサイン

母乳不足の場合、他にも以下のような様子が見られることもあります。

  • 授乳時間が長い
  • 授乳間隔が短い
  • 授乳後でも機嫌が悪い(泣く)

しかし、これらのサインは、母乳不足が原因でないこも多いため、あくまで目安と考えるようにしましょう!

母乳がきちんと出ているか確かめる方法3選

「赤ちゃんがどれくらい母乳を飲めているのか知りたい!」というママは、以下の方法を試してみましょう!

授乳前と授乳後に体重測定をする

毎回飲んだ母乳量を測りたい場合は、赤ちゃん用の体重計「ベビースケール」を用意する方が良いでしょう。10g単位で測れるものがあれば、授乳前と授乳後に測ることで、具体的にどれくらい飲んだのかを示してくれるため、新米ママでも安心できるでしょう!

体重を1週間 or 1か月ごとに測り、日にちで割る

1週間、または1カ月単位で体重を測定し、日にちで割るという方法もおすすめです。

一度で飲む母乳の量は分かりませんが、大まかに体重が増えていれば、しっかりと母乳が飲めていることを実感できるはずです。

しかし、毎日体重を測るのはあまりおススメできません。体重の増加量が安定せず、不安になってしまうママも多いようです。不安やストレスが原因で母乳量が減ってしまうこともあるため、注意が必要です。

搾乳して、量を明確にする

母乳を搾乳して、量を把握してから飲ませてあげるのも一つの方法です。ただし、赤ちゃんに吸ってもらわないと母乳はだんだん出なくなってしまうため、基本的にはおっぱいから飲ませてあげるようにしましょう!

赤ちゃんが上手に飲めていない場合も!

ママの母乳がしっかりと出ていても、生まれて間もない赤ちゃんは上手に母乳を飲むことができていないケースもあります。母乳で育てたくても、生後1か月までに諦めてしまうママも多いようです。しかし、赤ちゃんが上手におっぱいを飲めるようになり、ママの母乳が安定するまでには、約3カ月かかると言われています。あまりにも、体重が少ないなら、ミルクで補いながら、母乳は飲めていなくても、とにかく吸わせるようにしましょう!また、授乳の方法を見直すことで、赤ちゃんが上手に母乳を飲むことができる場合もあります。

母乳量を増やすには?

赤ちゃんの授乳方法を見直しても、やはりママの母乳が足りないと感じたら、以下の方法を実践してみましょう!

水分は毎日3リットル飲もう!

母乳量を増やすためには、毎日3リットルを目安に、積極的な水分摂取を心掛けましょう。夏場なら4~5リットルは飲んだ方が良いでしょう。冷たいものではなく、暖かい飲み物の方がベストです。また、甘酒や青汁、豆乳、ハーブティなどを飲むのも効果的ですよ!

根菜類&鉄分を積極的にとる

母乳は血液から作られるため、鉄分を積極的にとりましょう。鉄分は、プルーンやレバー、赤みのお肉などに含まれています。

また、身体を温める効果のある根菜類(=土の中にできる野菜)も積極的に食事に取り入れましょう!身体が冷えると、血行が悪くなり、作られる母乳量が減ってしまいます。ゴボウやニンジン、ショウガ、大根、イモ類などを積極的に食べましょう!

疲れやストレスを溜めない

疲れが溜まっていたり、ストレスも母乳量を左右します。出産後しばらくは、授乳による睡眠不足で、疲れやストレスも溜まりがちです、昼寝などのちょっとした休憩をとる工夫をしましょう。また「母乳が出ない、、、」と不安に思うほど、かえって母乳が出なくなることもあるため、あまり深刻にならず、長い目で母乳育児を考えるようにしましょう!

まとめ

  • 赤ちゃんの排泄回数、体重から、母乳をしっかり飲めているか判断する。
  • 3か月間はミルクで補いながら、とにかくおっぱいを吸わせる!
  • 授乳方法を見直すことで、改善する場合もある。
  • 水分摂取の目安量は3リットル。
  • 身体の冷えや血流の悪さを改善するように心がける
  • 疲れ、ストレスを溜めないように心がける

母乳育児は、赤ちゃんの健康だけでなく、「ママの身体と心を健康に保つ」という大変さがあります。しかし、少なくとも3か月間は、上手くいかなくても、足りない分は、少しミルクで補いながらでも、ぜひ母乳育児を頑張ってみましょう!!

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