マンゴーの離乳食はいつから?アレルギーも!気をつけたい赤ちゃんにあげる果物!初期にはあげないで!海外の事例も紹介

離乳食

マンゴーをはじめとする南国の果物は、離乳食に取り入れるなら、早くても離乳食後期以降にします。それよりもっと遅くてもよいです。

その理由は赤ちゃんには刺激の強い酵素を含んでいるからです。

特にマンゴーは肌がかぶれるなどのアレルギー反応を引き起こすリスクもあります。

初めてあげるときは、加熱し、少量から試してみましょう。

しかし海外では離乳食初期から与えるのが当たり前の国もあります。
海外で赤ちゃんと過ごす場合は注意が必要です。

初めてのマンゴーにおすすめの調理法、さらにマンゴーをおいしく食べるコツもご紹介します。

マンゴーはいつからあげていいの?早くても離乳食後期から!

南国のフルーツ、マンゴー。甘くてなめらかで香りがよいマンゴー、好きな人も多いですよね。

マンゴーはいつから離乳食に取り入れることができるのでしょうか?

早くても離乳食後期(9〜11ヶ月)から、3歳以降にしたほうがよい、など様々な意見があるようですが、マンゴーはおおむね1歳以降に様子を見ながら少量ずつ試すのがよいでしょう。

離乳食初期から与えるのは危険なので避けましょう。

離乳食では注意が必要なマンゴー パイナップルも?

実はマンゴーは、赤ちゃんにとっては刺激の強い食材なのです。

理由は2つありますが、まず1つ目はタンパク質分解酵素です。

マンゴーにはタンパク質分解酵素のプロテアーゼが含まれています。これはマンゴーだけでなくパイナップル、グリーンキウイなどの南国の果物に含まれる酵素です。

大人にとっては消化吸収を助ける働きが期待できるなど、嬉しい効果を発揮してくれますが、赤ちゃんにとっては刺激が強く、胃腸に負担をかけてしまいます。

2つ目の理由は、マンゴーが含有するマンゴールという成分です。

ウルシ科の植物の一部には、ウルシオールという接触性皮膚炎を引き起こす成分が含まれていて、マンゴーの場合それをマンゴールと呼びます。

個人差はありますが、食べた後に口の周りが赤くただれてしまったり、アレルギー反応を起こす場合があるので注意が必要です。

また、月齢の低い赤ちゃんですと、アレルギーの症状が出た場合に、自分から伝えることができない可能性があります。食べた後は様子を注意深く観察するようにしましょう。

ただ、食材を加熱をするとアレルギー反応を起こしにくくなる場合があるそうです。
初めて与えるときは、加熱をしたものからチャレンジするのがよいかもしれませんね。

海外では生後6ヶ月からマンゴーOK!?離乳食期の赤ちゃんと海外で過ごすなら気をつけるべきこと

日本では南国の果物はあまり早くあげない方がよい、という意見が多いようですが、海外では異なります。

離乳食初期から使えるベビーフードとして、マンゴーをはじめとする南国のフルーツをペースト状にしたものが当たり前に売られています。

日本では食べさせたことが無い食材を海外旅行中に初めて食べさせてアレルギー反応が…なんてことになってしまうと大変ですよね。

そのため、渡航前に食べられる食材を増やしておくなどの対策をしておくことが大切です。

マンゴーも海外ではベビーフードとして一般に販売されているもの。加熱したものを少量から試してみるとよいかもしれません。

離乳食でマンゴーに挑戦!おすすめの調理法

マンゴーの注意すべきところを理解した上で、マンゴーの離乳食にチャレンジしては
どうでしょうか?

小さなお子さまでも食べやすいマンゴーの食べ方をご紹介します。

マンゴーは結構、繊維が多い果物です。
そのためそのまま食べるのは、少し食べにくいかもしれません。

そこでおすすめなのがマンゴープリンマンゴーゼリーです。
マンゴージュース、ペースト状のマンゴーも販売されています。それを使えば簡単になめらかなプリンやゼリーを作ることができますよ。

一度加熱してから冷やし固めることで、アレルギーの心配も減りますし、初めてマンゴーにチャレンジするにはもってこいの調理法です。

ポイントは追熟!離乳食期も家族で美味しくマンゴーを食べるために

 

マンゴーに慣れてきたし、アレルギーもなさそう…そのままのマンゴーを食べさせたい!と思ったらひと工夫。

マンゴーは追熟する果物なので、数日常温で保管して追熟させましょう。やわらかさを感じ、さらに甘い香りが強く漂うようになったら食べ頃です。

追熟したものを冷凍し、アイスのようにして食べるのもよいですね。
少し溶けてくるとなんともなめらかな食感が味わえます。

甘くておいしいマンゴー。家族で美味しく食べられるとよいですね!

まとめ:マンゴーは離乳食後期(9〜11ヶ月)から赤ちゃんにあげよう

マンゴーは離乳食においてあまり早い時期に与える必要はありません。離乳食がだいぶ進んでから、加熱をし少量から試してみるのがよいでしょう。

アレルギーのリスクがあることも忘れずに。

海外では小さい赤ちゃんにもマンゴーをあげていたりしますが、注意すべきことを理解し、甘くて美味しいマンゴーを安全に食べられるとよいですね。

マンゴーの離乳食Q&A3選

Q1. マンゴーはいつから離乳食に取り入れることができますか?

A1. 早くても離乳食後期(9〜11ヶ月)から、1歳以降に様子を見ながら少量ずつ試すのがよいでしょう。離乳食初期から与えるのは危険なので避けましょう。

Q2. マンゴーに含まれる酵素や成分が赤ちゃんにどんな影響を与えるのですか?

A2. マンゴーに含まれるタンパク質分解酵素のプロテアーゼは、赤ちゃんにとっては刺激が強く、胃腸に負担をかけてしまいます。また、マンゴーが含有するマンゴールという成分は、接触性皮膚炎やアレルギー反応を引き起こす可能性があります。個人差はありますが、食べた後に口の周りが赤くただれたり、かゆみや発疹などの症状が出る場合があるので注意が必要です。

Q3. 初めてマンゴーをあげるときはどんな調理法がおすすめですか?

A3. 初めてマンゴーをあげるときは、加熱をしたものからチャレンジするのがよいかもしれません。加熱することでアレルギー反応を起こしにくくなる場合があるそうです。おすすめなのはマンゴープリンやマンゴーゼリーです。マンゴージュースやペースト状のマンゴーを使えば簡単に作ることができますよ。一度加熱してから冷やし固めることで、なめらかな食感を楽しめます。

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