寝返りが早いのは要注意?【新生児】首すわり前は逆?運動神経と自閉症との関係【寝返りしそうなサイン・前兆】寝返り防止クッション事故

赤ちゃんの発達
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新生児の寝返りが早い場合、一般的な成長過程よりも早いから身体的に問題はないのでしょうか。

わたしも子育てしている中で、寝返りが早かった子がいて、「もしかしてうちの子 運動神経がいいのかもしれない」と浮かれてネットで検索したところ自閉症という単語が関連で出てきてすごく心配になりました。

新生児が寝返りするのが早いのは何か原因があるのか、早すぎると自閉症の傾向があるのかどうか気になりますよね。

今回は、新生児が一般的にいつから首が座るのか、寝返りしそうなサインはあるのか、寝返りが早すぎることで自閉症の傾向があるのかどうか解説します。

成長過程が早すぎて、心配が大きくなる前にこの記事を読むことで、多くのお母さん達の心配事が減るでしょう。

また、中には寝返りをするのが遅いお子さんもいらっしゃるので、遅い場合は子どもの成長はどうなるのか合わせてお伝えします。

新生児の寝返りが早いのは要注意?

新生児が生後3か月よりも早く寝返りをしている場合は、普段の様子を観察してみましょう。

普段から体が反り返っているようであれば、筋肉の過緊張や姿勢の異常も考えられます。

しかし、お子さんによって早い子は生後2か月で寝返りを始める子も中にはまれにいて、そういった子は、だいたい首すわりが早くきてそのあとに寝返りをしますので、首すわりしていない状態で寝返りするのは、要注意です。

首すわり前の寝返りは順番が逆?

一般的な成長の順序としては、生後3か月~4か月ごろに首が座って、そのあとに寝返りをします。

首すわり前の寝返りは、順番が逆ですが、中には寝返りをしないままお座りができるようになるお子さんもいるので、個人差があります。

赤ちゃんの寝返りが早いと運動神経がいい?自閉症になる?

寝返りが早いからといって運動神経がいい、自閉症になることはまず考えにくいです。

理由としては、寝返りは成長過程で見られる赤ちゃんの動きの一つでもあるため寝返りが早いからといって、お子さんの運動神経がいいわけでもないです。

私自身、自閉症の子どもを育てていますが寝返りよりも自閉症かもしれない赤ちゃんに見られる症状は他にもたくさんあるので、寝返りが早いから自閉症かもしれないという心配はしなくてもよいでしょう。

寝返りしそうなサイン:寝返りをする前兆はある?

寝返りしそうなサイン・前兆の大きなポイントとしては、【腰を動かす】【手足をバタバタと動かす】【両足をあげる】などがあります。

赤ちゃんが寝返りをする前兆は、以下の4点ですので参考にされてみてください。

  • 自分の力で横向きになることが増えた
  • あおむけの状態で手足をバタバタとさせることが増えた
  • おもちゃなどに手を伸ばしたり、じーっと目線を向けることが増えた
  • 腰から下をひねっていることが増えた

普段から赤ちゃんの様子を観察してみて、サインが見えたらもうすぐ寝返りをするでしょう。

寝返り防止クッションは意味がある?事故の恐れは?

寝返り防止クッションは、赤ちゃんが寝返りをしてうつぶせになったり、ベッドから落ちたりするのを防ぐためのクッションです。

赤ちゃんの寝返りは、生後4か月頃から始まりますが、自力で仰向けに戻れない場合があります。うつぶせ寝は、赤ちゃんの呼吸が苦しくなったり、窒息の危険があったりするので、避けるべきです。

また、ベッドからの落下は、赤ちゃんに怪我をさせたり、頭部外傷を引き起こしたりする可能性があります。

寝返り防止クッションは、赤ちゃんの両脇に高さのあるクッションを置いて、体が動きにくくすることで、これらの危険をある程度防ぐことができます。

しかし、寝返り防止クッションは絶対に寝返りをしないようにできるわけではありません。赤ちゃんは力が強くなると、クッションを乗り越えたり、ずり落ちたりすることがあります。

また、寝返り防止クッション自体が赤ちゃんの顔にかぶさったり、首に巻きついたりすると、逆に窒息の原因になることもあります。

寝返り防止クッションを使うときは、以下の点に注意しましょう。

  • クッションのサイズや高さは、赤ちゃんの体に合わせて調整しましょう。クッションが大きすぎたり、小さすぎたりすると、効果がなかったり、危険になったりします。
  • クッションは、赤ちゃんの胸の下に置きましょう。赤ちゃんの腕が動かせるようにすると、寝返りをしやすくなります。
  • クッションは、しっかりと固定しましょう。マジックテープやベルトなどで、ベッドやマットに固定すると、ずれにくくなります。
  • クッションは、清潔に保ちましょう。カバーが取り外しできるタイプは、定期的に洗濯しましょう。カバーが取り外しできないタイプは、拭き掃除や消毒をしましょう。
  • クッションは、赤ちゃんの様子をこまめに見ましょう。赤ちゃんが寝返りをしたり、クッションがずれたり、赤ちゃんの顔にかぶさったりしていないか、定期的に確認しましょう。

寝返り防止クッションは、赤ちゃんの寝返りをある程度防止することができますが、完全に安全というわけではありません。寝返り防止クッションを使うときは、注意点を守り、赤ちゃんの様子を見守りましょう。

赤ちゃんが寝返り少ないけど大丈夫?

ここまで、新生児の寝返りについて話を進めてきましたが、赤ちゃんが寝返りが少ない場合も、逆にお母さん、お父さんは心配になってしまいますよね。

先程もお伝えした通り、赤ちゃんが3か月~4か月頃に首が座ってそのあとに寝返りをします。

赤ちゃんが寝返りしない原因は、ただ単に寝返りをする気分ではないケースが多いので心配しなくて大丈夫です。

心配しないといけない時期は、生後8か月を過ぎてもしない場合は、脳性まひや先天性ミオパチーなどの病気の可能性も出てきますので、そういった場合はかかりつけの小児科に行って受診しましょう。

お子さんによって成長は、人それぞれです。

お子さんの様子をゆっくり見ながら、少しでも気になることが出てきたらかかりつけの小児科で相談しましょう。

まとめ

この記事では、新生児の寝返りが早い場合の原因や注意点、自閉症との関係などについて解説しました。

まとめると、以下のようになります。

  • 新生児の寝返りは、一般的には首が座ってから始まる
  • 寝返りが早いからといって運動神経がいい、自閉症になるということはない
  • 寝返りが少ない場合も、個人差があるので心配しなくてもよいが、生後8か月を過ぎてもしない場合は小児科に相談する
  • 寝返りクッションは、窒息事故の恐れがあるので使用しない
  • 寝返りしそうなサインは、腰を動かしたり、手足をバタバタさせたりすること

赤ちゃんの成長は、お母さん、お父さんの愛情が一番のサポートです。赤ちゃんの寝返りは、成長の大きな節目です。

赤ちゃんの寝返りを楽しみながら、親子の絆を深めてください。

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