離乳食にフレンチトーストを食べないのはなぜ?を解決する記事です。
子供から大人まで今も昔も人気のあるフレンチトーストですが、せっかく手間をかけて作っても食べてくれないと、とても悲しいですよね。
結論から言うと、フレンチトーストは舌触りや味によって赤ちゃんが嫌がることがあり、パンの選び方や味付けにポイントがあります!
更に月齢によっては卵や牛乳が使えない時期もあるので、合わせて注意をしながら見ていきましょう。
この記事では、月齢に合わせた作り方やアレンジも合わせて紹介していきますので、親子でおいしいフレンチトーストを楽しんでくださいね。
赤ちゃんが離乳食のフレンチトーストを食べない理由
冒頭のとおり離乳食でフレンチトーストを食べない理由は、お子さんによって様々ありますが、中でも今まで飲んでいた母乳やミルクに比べ、味や食感が大きく変化したことが、嫌がることに繋がる可能性があります。
もしくは食べ物の硬さが発達に合っていない場合もあります。
アレンジや素材(ここでは食パンの柔らかい部分や耳の部分も)試しながら、食べれるものを探していきましょう。
【離乳食中期(7~8ヶ月)】卵なしフレンチトースト
フレンチトーストは卵を使用しなければ中期(7~8ヶ月頃)から食べることができます。
ここでは卵なしフレンチトーストのレシピを紹介します。
【材料】
食パン・・・食べる前に2~3mmに切ってあげましょう。
バナナ・・・15g程度
牛乳・・・30ml
【作り方】
①:ボウルにバナナを入れてフォークでつぶす。トロトロになるまでがポイントです!
②:牛乳を混ぜて食パンに塗る。両面にしっかり塗りましょう。
③:フライパンで両面じっくり焼く
【離乳食後期(9~11ヶ月)】にんじんと豆乳を使ったフレンチトースト
後期(9~11ヶ月頃)にんじんと豆乳を使ったフレンチトーストレシピを紹介します。
中期同様に卵を使わないので安心です。
また、この頃は手づかみ食べが始まるので、スティック状の持ちやすい形にするのも良いでしょう。
【材料】
食パン
豆乳・・・30ml
にんじん・・・15g
【作り方】
①:にんじんをすり下ろす。
②:ボウルに、①のにんじんと、豆乳を入れて、食パンに塗る。両面にたっぷりと塗りましょう。
③:フライパンで両面じっくり焼く。
【離乳食完了期(12~18ヶ月)】きな粉を使ったフレンチトースト
完了期以降から卵や牛乳、バターなどを使うことが出来ます。
ここでは、きな粉を使ったフレンチトーストレシピを紹介しますね。
【材料】
食パン
卵・・・20g
牛乳・・・30g
バター・・・3g
きな粉・・・5g
【作り方】
①ボウルに卵と牛を入れて混ぜる。そこへ食パンを漬ける。
②バターを使い、フライパンで両面焼く。卵を使用しているので火を通しましょう。
③きな粉をまぶす。
きな粉を使っているので、お子さんが誤嚥しないよう気をつけてあげましょう。
【離乳食1歳】フレンチトースト
こちらでは1歳からのレシピを紹介します。砂糖を使う方法を載せていますが、砂糖なしで卵など素材の甘さで仕上げるのも有りです!
【材料】(2~3食分)
食パン・・・6枚切りのものを1枚
卵・・・1個
牛乳・・・60ml
砂糖・・・大さじ半分程度
バター・・・5g
【作り方】
①:食パンを適当な大きさに切る。
②:トレーに卵、牛乳、砂糖を入れてよく混ぜる。
③:パンを入れて②で作った液によく染み込ませる。液が無くなるまで染み込ませるのがポイントです!
④:フライパンにバターを入れ溶けた頃に、パンを入れる。
⑤:焼き色がついたらひっくり返し、後はフタをして中までしっかり火を通す。
(卵を使用しているので、生焼けの部分が残っていると食中毒の危険があります。)
⑥:子供に合わせて、食べやすい大きさに切る。
離乳食にフレンチトーストをあげるときの注意点
どの月齢の離乳食にも共通して言えるポイントを記載しますので、参考にしてみてください!
・バターは塩分が気になるなら「無塩バター」を使うのも良いでしょう。
・パンの耳はお好みで切り落としてください。(私が子供の頃もパンの耳はあまり好きではありませんでした・・・)
・フレンチトーストを冷凍する場合は、焼いた1食分をラップに包み、フリーザーバッグに入れます。
・解凍する場合は、前日のうちに冷蔵庫に入れて、食べる前にフライパンで焼くとおいしく召し上がれます。
・電子レンジを使用する場合は、500w~600wで30秒ずつ様子を見ながら加熱していきましょう。
・牛乳を豆乳やミルクに代えても作ることができます。
・はちみつは、乳児ボツリヌス症候群の危険性があるため、1歳未満のお子さんに与えないようにしてください。
・アレルギーを引き起こす食品を使っているので、様子を見ながら食べさせてあげてくださいね。
まとめ:赤ちゃんが離乳食のフレンチトーストを食べないのは作り方の工夫で克服できます
素材の注意点を踏まえたうえで、作り方を工夫すれば離乳食のフレンチトーストを食べてくれるかもしれません。
ミルクとは違う違和感を感じている場合は、授乳で使っていた粉ミルクなどを牛乳の代わりに使えば、味も近くなるので食べてくれる確立も上がるかもしれません。
このように一重にフレンチトーストと言っても今回のようにアレンジのしかたも様々あります。
今回の記事を参考に、親子で楽しい食事やおやつの時間になることを応援しています。
フレンチトーストの離乳食Q&A3選
Q:離乳食にフレンチトーストをあげるときのパンの種類は何でもいいですか?
A:パンの種類はお好みで選んでください。ただし、食パン以外のパンは、添加物や砂糖、塩分が多い場合があるので、成分表をよく確認してください。また、硬いパンは赤ちゃんが噛み切れない可能性があるので、柔らかいパンを選ぶと良いでしょう。
Q:離乳食にフレンチトーストをあげるときのトッピングは何がおすすめですか?
A:トッピングは、果物やヨーグルト、ジャムなどを使って、赤ちゃんの好みに合わせて工夫してください。ただし、はちみつやナッツ類はアレルギーや窒息の危険性があるので、1歳未満の赤ちゃんには与えないようにしてください。
Q:離乳食にフレンチトーストをあげるときの量はどれくらいですか?
A:量は、赤ちゃんの食欲や体重によって異なりますが、一般的には、中期(7~8ヶ月)では1/4枚から1/2枚程度、後期(9~11ヶ月)では1/2枚から1枚程度、完了期(12~18ヶ月)では1枚から2枚程度が目安です。ただし、これはあくまで目安なので、赤ちゃんの様子を見ながら調整してください。