赤ちゃんはいつからごぼうが食べられる?あくぬきは必要?生と冷凍どっちを使えばいい?ごぼうをつかった離乳食レシピ5選

離乳食
本ページはプロモーションが含まれています

離乳食が進むと、ミルクや母乳を飲む量が減るお子さんもいて、中には便秘気味になってしまうなど、悩みは尽きないですよね。

そんな時に考えるのが食物繊維を摂って少しでも便秘解消できればいいなということです。

食物繊維が豊富な野菜の代表といえばそう、ごぼうです。

ごぼうは硬い繊維が多いため歯がある赤ちゃんでも噛みちぎれないことが多いです。そのため与えるのは最低でも離乳食後期(生後9・10か月以降)にしましょう

離乳食本によっては完了期以降となっているものもあります。前述したとおり繊維が多いため、大きいまま茹でてかなり柔らかくして、食べやすい大きさに切ってから与えましょう。

ごぼうはいつから食べられる?

ごぼうは離乳食後期(生後9・10か月)以降から食べることができます。

ただ ごぼうの繊維は硬くて歯がある赤ちゃんでも噛みちぎることが難しいため、無理に始める必要はなさそうです。

離乳食本によっては1歳からと明記されている場合もあります。お子様の様子を見ながらあげてみましょう。

与えるときはたっぷりのお湯でゆでて柔らかくしてあげましょう。小さく切ってからよりも、大きいままで茹でたほうが柔らかくなります。

離乳食 ごぼうのあく抜きは必要?

結論から言うと、ごぼうのあく抜きをするかしないかは、どちらでもいいです

ごぼうはあくが強く、あく抜きしないと変色したり煮汁が黒くなったりします。

ごぼうのあくの正体の主成分はポリフェノールです。切り口が黒くなるのが嫌であったり、ほかの食材に色が移るのが気になったりする場合は、あく抜きをしましょう。

切ったごぼうをすぐに15秒ほど水にさらします。ほかにも熱湯をまわしかける方法もあります。

ただし あくを抜きすぎてしまうとせっかくの栄養やごぼうの風味まで水に流れてしまうため注意しましょう。ポリフェノールには血液をサラサラにし、抗がん作用があるといわれています。

ごぼうは生と冷凍どっちを使えばいい?

現在、様々な種類のカット野菜が冷凍された状態で売っていて、とても便利になりましたね。ごぼうも、ささがきごぼうや筒切りが売られています。

味や風味を重視するのであれば、やはり生を使ったほうがよいでしょう。すでにカットされて冷凍されたごぼうは、解凍時に少し風味が落ちる印象です。

離乳食において最も重要視するのは赤ちゃんが食べやすいことですよね。冷凍されたささがきごぼうは火を通しても赤ちゃんがすんなり食べられるほど柔らかくはならないため、ペースト状にしてポタージュなどにする場合は別ですが、使わないほうがよさそうです。

ちなみに栄養面では生も冷凍もほとんど変わりはありません。赤ちゃんの好みや使いやすさ、離乳食の進み具合によって使い分けるとよさそうですね。

ごぼうを使った離乳食レシピ5選

ごぼうのポタージュ(離乳食後期以降)

しっかり洗って泥を落としたごぼうを、こすり洗いして薄く皮をむいた後、柔らかくなるまで茹でます。

柔らかくなったらミキサーでベースト状にして牛乳または豆乳でのばします。

赤ちゃん用コンソメで味を調えたら完成です。

固形が嫌いな赤ちゃんでもポタージュならごくごく飲んでくれるかもしれませんね。お好みでペーストにした玉ねぎも加えると、甘味が出てより赤ちゃんが飲みやすいかもしれません。夏は冷製、冬はホットでもおいしいです。

鶏ささみとごぼうの和え物(離乳食完了期以降)

ゆでて柔らかくなったごぼうを食べやすい大きさに切り、茹でてしっかり火をとおしてほぐした鶏ささみと混ぜ合わせます。削りぶしと醤油1滴ほど加えて完成です。

きんぴらごぼう

茹でて柔らかくしたごぼうと人参を食べやすい大きさに切ります。

薄く油をしいたフライパンで軽く炒めて、醤油を1・2滴たらして、すりごまをかけて完成です。

大根を入れるといろいろな野菜が摂れて食感も楽しめておいしいです。

炊き込みごはん(離乳食後期以降)

ごぼうをささがきにし、さらに細かく食べやすい大きさに切ります。

人参、鶏肉(むねでもモモでもOK)、しめじもそれぞれ食べやすい大きさに切ります。

といだ米と分量ぶんの水を入れ、そこに具材をすべて入れます。

粉末出汁をいれて通常炊飯をして完成です。

大人用では少し塩気が物足らないので後から醤油などをかけましょう。

小松菜ごぼうふりかけ(離乳食後期以降)

小松菜の茎の部分と葉の部分を細かいみじん切りにします。

ごぼうは茹でて柔らかくして細かいみじん切りにします。

薄く油をひいたフライパンで小松菜の茎の部分から弱火で水分がしっかり飛ぶまで炒めます。

水分が飛んだら火を消して、削り節、青のりを加えて完成です。

まとめ:ごぼうは後期(9・10ヶ月)から食べられます

ごぼうは離乳食後期以降から食べられます。

噛みちぎれなくても、スティック状にしてつかむ練習やなめる練習にもなるかもしれませんね。

ごぼう自体に味がしっかりついているので薄味で満足感のある離乳食になりますよ。

タイトルとURLをコピーしました