子どもも大人も大好きなうどん。
つるつると食べられて、おいしいですよね。
うどんは離乳食『初期』から与えても大丈夫です。
私には2歳と5歳の子どもがいますが、
2人ともうどんの日は食いつきがよく、たくさん食べてくれます!
保育園・幼稚園でもよく給食に出てくるでしょう。
大人気のうどんを、そろそろ離乳食に使いたいな。
でもいつから与えられる?茹で時間は?
いろいろな疑問があると思います。
この記事では、うどんをあげる時期・加熱時間や注意点などお伝えします。
離乳食に使いやすい商品やレシピも紹介します!
うどんは離乳食初期にあげてもいい?
うどんは離乳食『初期』から与えても大丈夫です。
うどんは消化吸収もよく、胃腸に負担がかかりにくい食材。
お粥以外の炭水化物を取り入れるには、うどんが最適です。
与え始めるポイントは以下3つの点です。
- 10倍粥をしっかり食べてくれる
- 野菜を数種類食べている
- 豆腐や白身魚等、タンパク質を取り入れている
この3つのポイントをクリアしていれば、うどんに挑戦してみましょう!
うどんを与える際の注意点
アレルギーの恐れ
最も注意すべき点は、『小麦アレルギー』です。
うどんは小麦からできています。
小麦はアレルギー症状を引き起こしやすい“特定原材料”に含まれており、注意が必要です。
初めて試す際は以下のことを守ってください。
- 量は小さじ1からあげる
- 平日の午前中にあげる(近くの病院が開いている時間)
もしアレルギー症状が出た場合でも、すぐに病院に行って診てもらうことが重要です。
実際、私の子どもはアレルギー症状を起こしてすぐに病院へ駆け込みました。
口の周りが赤く腫れていたのです。
自分の子どもは大丈夫だろう…となぜか思っていたので、その時はびっくりしました。
アレルギーはとても身近です。注意すべきポイントは必ず守ってください。
塩分に気を付けよう
大人がよく食べるうどんには塩分が含まれています。
離乳食でうどんを使用する時は、『食塩不要』のうどんを選びましょう。
食塩不要のうどんが無い場合は、しっかりと下茹でしてください。
うどんの加熱時間
うどんの加熱時間は種類によってまちまちです。
まずは下茹ででしっかり塩分を抜きます。
乾麺
茹で時間:10~15分程度(商品により異なる)。
メリット:長期保存可能
茹でる前に食べやすい大きさに折ることができる
デメリット:塩分が多い
下茹で時間が長い
生麺
茹で時間:3~5分程度(商品により異なる)。
メリット:乾麺より塩分が少ない。茹で時間が少ない
下茹でだけで、8割の塩分を抜くことができる
デメリット:保存期間が短い(1週間程度)
それぞれのうどんの下茹でが終われば、いよいよ味付けです。
味付けの際は、赤ちゃんの食べやすい固さまでコトコト煮込んでください。
※初期は味付け不要。柔らかくなるまでしっかり茹でる。
離乳食に使いやすい市販商品
大人用だとどうしても塩分が気になる。
もっと楽してうどんをあげたい…
そんな時は市販品を頼りましょう!
大人用ではなく、“離乳食用”のうどんがあります!
7ヶ月頃~と書かれていますが、ブレンダーで細かくすれば初期から使用できます。
電子レンジでほしい分だけ作られるので初期におススメ!
こちらは乳幼児用冷凍うどんです。
電子レンジで加熱するだけ!
スプーンでもおはしでもつぶせるので、ブレンダーや包丁を使う必要がありません。
離乳食【中期】うどんを使った簡単レシピ
少し味を加えて作る中期のうどんレシピを紹介します。
【しらすと野菜の煮込みうどん】
▶材料
だし汁…200ml
うどん…50g
しらす…10g
ほうれん草(葉)…10g
にんじん…10g
たまねぎ…10g
▶作り方
~下準備~
①うどんを下茹でして、細かく切る
②しらす・野菜を食べやすい大きさに切る
~うどんを作る~
①だし汁に、にんじん・たまねぎ→しらす→ほうれん草
の順に柔らかくなるまで煮る(蓋をすると時短)
②うどんを入れて、柔らかくなるまでしっかり煮る
③できあがり
片栗粉で少しトロミをつけると、より食べやすくなります。
離乳食【後期】うどんを使ったおやきのレシピ
いつもと少し違うものを作りたい…そんな時に使えるレシピ!
▶材料
うどん…80g
しらす…10g
にんじん…10g
たまねぎ…10g
ほうれん草…10g
※野菜とタンパク質類はなんでもOK
鰹節…適量
小麦粉…大さじ1
片栗粉…小さじ1
水…大さじ1.5
▶作り方
①うどん・野菜・しらすを柔らかくなるまで茹でる
②すべての材料をボウルに入れてよく混ぜる
③油を薄くひいたフライパンで、
食べやすい大きさにし、両面焼き色がつくまで焼く
④できあがり
冷凍保存可能で、おやつにも出せますよ!
まとめ:離乳食初期にはうどんがおすすめ
離乳食初期から使えるうどんはとっても便利です。
小麦アレルギーの確認・塩抜きは必ず行ってください。
塩抜きが面倒だな…という方は、離乳食用のうどんを使いましょう。
- 食塩不要
- すでに細かい
- 電子レンジで加熱できる
などのメリットがたくさんあります。
うどんはどんな食材でもあう万能な食べ物なので、紹介したレシピの食材を変えて、色々なバリエーションを楽しんでください!